55年目を迎えます

地元の百合ヶ丘駅は65年(1960年開業)、新百合ヶ丘駅も今年50年(1974年開業)を迎えましたが、こちらのそろばん教室も歴史は古く、来年55年目(1970年創業)となります。近くの子供たちにそろばん学習を教えることから始まり、長い間、地元密着の教室としてやってきて、約10年前から2代目に世代交代した教室です。学習内容は時代に合わせて少し変化をしてきましたが、今の学習コンテンツになったのは30年ぐらい前から、今の形の教室になってからは約20年になります。「そろばん」だけでなく、「算数、パソコン教材学習、育脳教材」を加えた教室ですが、そろばん技能は10年ぐらい前から「日本珠算連盟の5種表彰取得を目指す教室」となっています。珠算技能の「珠算」だけでなく、「暗算・読上算・読上暗算・フラッシュ暗算」の5つの技能を学習期間に習得できるようにという教室です。

中でも「暗算」は頭の中で計算できる技能身につくと一生使える技能です。パソコンの画面に出る数字を瞬時に計算する「フラッシュ暗算」も「暗算」同様に頭の中で計算する技能で、読み上げられた数字を頭の中で計算する「読上暗算」も同様に、紙がなくても電卓がなくても計算できる「人間力」の計算技能ですね。技能レベルは学習期間などで違ってきますが、こういう力を自分の技能として身につけられたら、算数・数学だけでなく、日々の生活で計算の時間短縮できるメリットがあると思いますがどうですかね。残念ながら学校では習わない人間力の一つです。でも、昔はたくさんの人が身につけていた能力ですね。

また、そろばんを使った「珠算」「読上算」は数字を正しく読み取り、そろばんに入れ、計算できる技能です。この「数字を正しく読み取る」ことができると電卓やテンキーに数字を正しく入れることができますね。ミスが多い人は書かれた数字を正しく読む(一時的に記憶する)、この「読み取り能力に問題」がありますね。これはやはり訓練が必要です。「電卓やパソコンがあれば計算できる」というのは実際のところどうですかね。電卓は入れた数字は正しく計算できますが、記憶した数字を間違う入力ミスが発生するという実体験のある人は多いはずですね。入れる数字が正しくなければ合わないの当然です。その基本能力が「数字を正しく読み取る力(一時的に記憶する力)」ですね。これを鍛えることができるのがそろばん学習ですね。ですので、この能力をアップするために一定期間学習してみるのもよいと思いますがどうでしょうかね。もし、こういう暗算力や能力開発に興味がある方はお近くのそろばん教室で話を聞いていみてはと思います

2024年そろばんコンクール川崎大会で頑張りました

昨日、11/23(土・)に川崎の川崎商工会議所のKCCIホールで「2024年全国そろばんコンクール川崎大会」が開催されました。150名を超える参加選手での競技会で、個人総合競技、種目別競技(読上暗算・読上算・フラッシュ暗算)、塾別対抗競技、番外競技の盛りだくさんの大会でした。教室からは上級者の8名(4年生4人、5年生2人、6年生2人)の選抜者が腕試しをしてきました。(教室の参加メンバーの参加部部門の人数は「3・4年生の部48人、5・6年生の部52人でした」

結果は、大健闘です。全国そろばんコンクールの問題を使った「 個人総合競技 」は、3・4年生の部で入賞が1人、優良賞が3人、5・6年生の部で優良賞に4人と、会場での入賞は1人でしたが、8人全員、賞に入れました。読上暗算競技 」は、3・4年生の部で入賞1人、5・6年生の部で第10位に1人、入賞に2人、「 読上算競技 」では、3・4年生の部で4位に2人9位に1人入賞に1人参加者4人全員が入賞(48人の選手の中で)、5・6年生の部で、入賞に3人、「 フラッシュ暗算競技 」では、3・4年生の部、5・6年生の部で入賞に各1人ずつ入れました。

参加者8人全員、それぞれ種目別競技では何かに入賞できましたので、団体競技の塾別対抗は残念ながら入賞できませんでしたが、十分楽しめたのではないでしょうか。教室の学習は、競技中心ではなく、5種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算・フラッシュ暗算)の検定中心の教室ですが、検定試験とは違った対外試合としての腕試しのこういう機会でも相応の結果になったと思います。普段通りの学習で、こういう体験ができますね。参加メンバーとしてはとても良い経験が積めたのではないでしょうか。この大会は毎年11月にあります。次回も頑張ってみましょう。

10月試験場検定結果(速報)

10月27日()の試験場検定の合格者番号が発表されました。教室からは6人が受験(申込みは7人で1人欠席)してきましたが、結果は、日商珠算1級が2人(5年生、中3生)、日商珠算2級が1人(6年生)、日商珠算3級が1人(5年生)の4人が合格できました。3年ぶりに日商珠算1級の複数名合格もです。1級は川崎で24名の合格者の中の2人です。よく頑張りました。結果を見ると、試験場でも普段通りにできた感があります。合格点に届かなかった2人は残念でしたが、あと一歩でしたので、次回にリベンジですね。

さらに、今回の合格で「 日本珠算連盟の5種表彰者資格を1人獲得です。10月の教場検定と合わせて、現在13名の対象者(今回が初めての表彰対象者5人。復活2人、昨年と連続6人)となりました。この日本珠算連盟本部の全国スタンダードの「珠算3級以上の5種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算・フラッシュ暗算)表彰」は「 毎年10人以上の5種表彰資格者の輩出 」を教室目標としてしています。一人一人の頑張りなくしてできないものですが、前回の6月以降に追加で4年連続10名以上 の今年の対象者人数を積み上げました。まだ12月に最後の検定チャンスがありますが、あと一つの人は最後の頑張りですね。

そろばん習得イメージ

問い合わせがありましたので少しコメントします。そろばん学習は以前は小学生の2年生の算数のかけ算九九を習ってからという時期もありましたが、今は、小学校に入る前や1年生の算数の基礎学習のため年長さんや小学1年生ぐらいからという人も増えましたとはいえ、小学生低学年でも、高学年からでもいつからでも習える習い事ですね。卒業時にどれぐらいのレベルまで習得したいかによります。実際は、学習期間が長ければ長いほどレベルアップは可能で、算数や実用性に役に立つレベルということであれば目安としてはひとまず3年ぐらいあればと考えてですね。そうではありますが、短期間でもそろばん式計算法をマスターすれば十分に計算力アップは可能ですね。

地域性もありますが、こちらの地域では小学3年生以降で学習塾との時間と費用の兼ね合いがでてきます。ですので、まずはその前までにどれぐらいまで到達できるかです。毎回でなくても、一定の期間しっかりと練習をすることができれば十分使えるレベルの技能にはたどり着きます。こちらの教室では今は、4年生が一番多く頑張っており、「珠算(そろばん)」技術については、1/3が3級以上1/3が4~6級の中級、1/3が7級以下という感じですね。2年生以下(年長さんから2年生)は入学したばかりも多いですが、1年ぐらいでようやく初歩の卒業の人もたくさんですが、早い人は1年生で6ヶ月で9級、2年生で4ヶ月で8級もいます。ここは個人差です。今の5年生以上は、7割以上が3級以上ですので、長く習う人は当然、相応の力がありますね。

さらに、今の時代に使える技能の「暗算(あんざん)」については、早い人は2年生で6級合格80問、12分で合格点)にも。5年生以上はほとんどの人が2級以上ですが、4年生でも半数以上が3級以上合格に到達できています。2級以上の練習者ですので4年生で、2桁✕2桁のかけ算、4桁÷2桁のわり算は普通に練習しています。これができれば算数に十分、役立ちますね。2年以上の学習で、このレベルに到達できる人はたくさんいます。これがそろばん学習のメリットでしょうかね。ほかの種目の「読上算」「読上暗算」「フラッシュ暗算」にも取り組むと様々な技能が身につきますね。聞いた数字をそろばんに入れて計算(読上算)、聞いた数字を頭の中で計算(読上暗算)、瞬時に消える数字を即時に計算(フラッシュ暗算)、など。紙がなければ計算できない普通の学習とは異なり、「記憶力の訓練、頭の体操」にもなる技能ですね。これを「他の人との差別化できる技能、一生使える技能の基礎」として習得してみることも是非考えてもらえればですね

10月教場検定結果(速報)

先週実施の「10月教場検定」の結果を教室のボードに貼り出しました。全体として今回もだいぶ頑張った結果がでています。(珠算13人、暗算15人、読上算8人、読上暗算7人の) のべ43人が合格。 さらに今回は最後まで毎回頑張っていた4種目同時合格者が3人(2年生、3年生、4年生の女の子)3種目同時合格者は1人(4年生の男の子)でした。各自がその時点の技術で、まんべんなく4つの種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算)の検定試験の受験レベルをクリアすることはなかなか難しいにもかかわらず、モチベーションを維持し、毎回コツコツ練習を重ね結果を出せました。「やり切る力」「やり抜く力」のレベルアップできている証明ですね。そろばんで身につく「非認知能力」とも言えると思いますが、それをたくさんの人が実践できていてとてもうれしいですね。

種目別には「珠算」は、準1級は1人、準2級も1人が合格準1級、準2級ではあと10点、あと5点という人もでここはあと一歩でクリアできず残念でした。4級以下は14人申込でしたが欠席1人で、13人受験で11人が合格7級以下はギリギリ合格の人もいますが全員合格で、2人が満点合格でした。習い始めたばかりにもかかわらず、1つのミスなくできることはとても素晴らしいことですね。よく頑張りました。「暗算」は、1級が1人、2級が3人、3級が4人、4級以下は、6級で練習時に時間内解き続けることがまだできない1人はあと一歩でしたが合格点に届かずでしたが、他7人は合格です。「読上算」は、今回は1級以上は玉砕2級は1人、4級以下は7人が合格、でした。「読上暗算」も1級以上は玉砕2級は1人、3級は3人合格4級も玉砕、5級以下は3人合格したが、6級でも合格点が取れない人もでした。普段の練習姿勢から見直しですね。

そろばんでは、級が上がるたびにレベルの上がった問題を、制限時間内にやり抜く力、ミスを減らす注意力などが必要にされますが、頭ではやり方はわかっていても、問題をやり抜く力がないと結果はなかなか出ないことになります。「技術面」と「精神面」の両面ができてはじめてうまくいくことが多いということですね。そのためには、やはり同じようなメンバーと一緒に反復トレーニングで技術を定着させることが大事ですね。「集中力、注意力」を持続する力の習得といってもいいですね。さて、このトレーニングをし続け、曜日に6人受験(1級3人、2級2人、3級1人)の日商珠算1級から3級の試験場検定の結果はどうなるかですね。今回は、練習時にだいぶ仕上がっていましたので、3年ぶりの1級の複数名合格など本番でも結果がだせるかどうかこちらもとても楽しみです。

習い事の一つのそろばん(再掲)

年末、年度末に向かって「体験の問い合わせ」が入る時期に入りました。小学校でも新しい教科書も届いたと思いますが、小学校3年生、4年生の算数の授業で3時間ぐらい「そろばん」の単元があります。新しいものに遭遇すると興味を持つものも増えますね。このタイミングは、いろいろな習い事を検討している時期でもあると思いますので、その選択肢の一つの候補に「そろばん」も是非とも加えてみていただければと思います「そろばんは古いもの、もう使わない、必要ない」という多くの方が持っているイメージはちょっと違っているかもですね。その練習で身につく能力(技能)は明らかに「あったらいいな、使える」と感じる方も多いはずです。以前にコメントした内容を少し補足、修正して再掲示します。

毎年、ご自分がやったことがない方で、そろばんに興味があったり、ご友人などからの紹介などで体験に子供と一緒に来られる保護者の方の多くは「そろばん技能とはどういうものか、どういうことができるのか」を見たり聞いたりすると「思っていたこと、イメージしていたこととの違いと一種のカルチャーショックがある」ようです。今は、インターネットの映像でもそれを見ることができます。人間の計算能力の可能性でもありますが、そろばんを学んだことがない場合には、想像できない内容で「一体、何をやっているのだろう」という印象が多いようですね頭の中だけで計算する(あんざん)」ということがイメージできずそろばんというツールを使うのがそろばん」と思っているからですね。ツールを使って計算するだけであれば、電卓やパソコンがあるので必ずしも必要ではなく、そのように考えるのも無理はありませんが、それだけではない、「人間力アップになる点」が今でもそろばん学習がいくつもの習い事の中から選択されている理由ですね

確かに、自分の経験からはイメージできないものに遭遇することはちょっとショックですよね。それも「小さな子供がそろばん技能を習得して暗算で桁数の多い計算を簡単に頭の中で解いている姿は衝撃なのかもですね。実際は、どの程度ぐらいまでの技能までできればよいかという現実とのレベル合せが必要になりますが、それほど高くないレベルでも有効性、メリットを感じられるのは確かですね。そのレベルとは、まずは、「算数、数学に使えるレベル」、「日常生活で使えるレベル」、あるいは「一般社会で働くときに使えるレベル」ですね。

今は、そろばんの経験をする人が同じ世代でも10人に一人ぐらいになってしまっています。昔は、少なく見積もっても半数以上が学習していたころとは大きく違います。経験者が多くないということは、「周りにその内容を聞いたとしても正しく説明できる人がいない可能性が高い」ということですね。これは、「そろばんの珠を使った計算方法がイメージできない人の方が圧倒的に多い」ということです。これはとてももったいないことでしょうね。例えば、五珠を使った計算方法、十の合成の計算方法、かけ暗算、わり暗算の暗算手法などなど。知っていれば、計算力は紙の上で書きながら計算するよりもはるかに早く正確に計算できることがです。知らなくても必ずしも困るものではないですが、知っているだけで得になる手法、方法としての技能だけでも習得できていることはメリットになると思いますがどう考えるかですね

イベントたくさん(検定、競技会、クリスマス会・・・)

10月も1/3が過ぎました。これからいろいろなイベントが続きます。本校の教室では、月末の「10月検定試験」から始まります。その前に、10月はじめには11月の「全国そろばんコンクール」の選抜者確認と「全神奈川通信珠算競技大会(県通信)」の1か月前の確認練習を行い、参加対象者を決めました。そろばんコンクールは会場大会には8名教室参加者は14名選抜となりました。各学年別の上位の選抜者です。県通信には48名の参加です。こちらは一定技術レベル者以上の人全員です。そろばんコンクールは対外試合の競技大会としての腕試し、県通信は現状の技術確認と5月の参加者は半年間でどれだけ技術をアップさせたかというどちらかと言えば、本人の実力確認ですね。

10月検定の翌週には「満点チャレンジ」、11月にはまずは「県通信」本番、翌週に「フラッシュ暗算検定」、月末に「そろばんコンクール」本番、12月には、月初めに「12月検定試験」、そして12月の末には多くの皆さんが楽しみしている恒例の「クリスマス会」となります。今年の「クリスマス会」の日程は今のところ、カレンダーの関係で12/20(金)、23(月)の予定です。なかなか年末に向けて盛りだくさんですが、最後まで結果を残せるように頑張り、クリスマス会で今年最後の運試しですね。

姉妹校の東百合丘4丁目の「そろばん日和」も順調です。週1の学習で、6月開講で4ヶ月が過ぎました。年長さん~1年生の「ジュニアクラスA」もだいぶ慣れて「練習帳も、そろばんも、パソコンも、トライアルも」頑張っています。数に関するセンスアップもですが何よりも「集中力」もつき始めています。「ジュニアクラスB、C」ではまだ5か月目ですが、珠算は8級クラスに何人も入りはじめました。そろばんを使ったら、「たし算、引き算だけでなく、かけ算もわり算も簡単に計算できること」に驚いていますね最初は怖れていましたが、やってみたらとても簡単なことに気が付き面白さが増したようですね。また、すでに数名は入りましたが、暗算(あんざん)検定問題のトレーニングにも入ります。暗算は「シニアクラスB」でも先に入りましたが、頭の中で簡単に計算できることがわかってとても驚いていました皆さん、次々と新しいことに挑戦し、実際にできる実感があるととても面白いのでしょうね。「フラッシュ暗算」もできる人が増えています。こちらの教室もマイペースでよいので頑張ってもらえればですね。

そろばん日和

年の後半に向けて

8月の検定も終わり、教室は年の後半に向けての活動となります。「 検定試験 」はそろばんは偶数月に、フラッシュ暗算は奇数月に毎月行っていますので、各自の今年中の目標級も定められますね。通年可能な入学についても今年は続いています。本校も姉妹校もそれぞれ15名以上の入学があり、まだ問い合わせは続いています。入学された皆さん、各自のレベル合わせて頑張っています。どちらの教室も「地域密着型の教室」です。本校は週2回でそろばん技能のレベルアップを中心に、姉妹校は週1回寺子屋型で少しずつ様々な技能アップを図るというコンセプトが異なりますが、育脳トレーニング・そろばん技能向上を図るという点では同じです。

低学年の入学希望の相談も続いていますが「年長さんぐらい~3年生ぐらいは、マイペース学習で」です。一つの事に一定時間取り組めるようになる「集中力が続くようにするトレーニングも多くは兼ねていますね。そろばん学習が楽しい人、面白くなっている人はたくさんいて、すでに検定試験にチャレンジしはじめている人もいますが、保護者の方が「そろばんや育脳学習を学ばせたい」からということからの学習で、本人がまだなかなかその気にならない人もです。「学びたい」と「学ばせておきたい」が混在する習い事ですので、可能であれば1年以上の一定期間は様子を見ながらです。学んでいくうちにできるようになると面白くなるものでもあります。どのような習い事も同じですね。ただ、いつまでも学習をしなければ時間はかかりますね。

2年以上の学習者はだいぶ技能のレベルが高まってきています。12月までに4つあるいは5つの種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算・フラッシュ暗算)の3級以上に合格できると「3月の優良生徒表彰式で賞状、トロフィーや盾をもらうことが」できます。すでに10人以上が到達できていますが、あと1つ、あるいは2つでという人も複数名います。12月までに合格し、表彰式に参加できるようにですね。フラッシュ暗算以外の4つで4級まで合格でも賞状があります。トータル技能学習を目指す教室ですので、卒業までに各種技能を並べて欲しいですね。

8月教場検定結果(速報)

先週実施の8月教場検定の結果を教室のボードに貼り出しました。欠席は台風の影響があっても2人だけ(1人は病欠)の高受験率で、夏休み中もしっかり頑張った人の多くはクリアできた印象です。ただ、すべての種目で上級はあと一歩で届かない人もたくさんいました。実力はアップしていることは得点からは確実ですが、やり切る、やり抜く力も必要ですね。4種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算)同時合格者は残念ながらいませんでしたが、3種目同時合格者は4人(3年男の子2人、4年男の子、5年女の子)で2種目合格も8人で10名を超える人が複数合格ですので、しっかり頑張っている人はたくさんいますね。一方で、3つあるいは2つとも玉砕の人もです上級のチャレンジ受験の場合には仕方がありませんが、日々の努力の仕方を見直しですね。また、本番で結果を出す力もですね。

内容としては「 珠算 」は準1級は届きませんでしたが、準2級の2人(4年生の男の子2人)は合格です。5級、6級は合わせて6人が、7級以下は2人が合格で、珠算は4級以下では3人が合格できませんでした。「 暗算 」は、1級が1人(4年生の女の子)、2級が2人、3級も2人合格です。1級は練習時にはなかなか合格点が取れなかった人のみが最後駆け上がり合格し、お休み期間が長かった人、合格点に届きだしていた人が本番では残念ながらクリアできませんでした。本番の怖さ(本番に弱い)かもで、検定は甘くないですね。2級は最後まで頑張った2人(4年生女の子、5年生男の子)がやり切って合格し、逆に、練習時にクリアできていた人が本番で失敗と練習不足だった人は不可でした。3級は2人、4級は3人、6級も3人合格でした。練習不足は仕方がありませんが、あと少しで届かずがこの3級以下では何人もで、やはり合格点をとれる、クリアできる、突破する力を身につけなければですね。

読上算 」は、1級に最後まで頑張った1人(4年生の女の子)が合格あと2人も10点足りないだけで残念でした。2級も3人、3級も3人で、3級以上が7人も合格でき、かなり優秀と言えますね。4級は4人、6級は3人がクリアでしたが、普段の練習不足の人は結果がでていませんね。「 読上暗算 」は、今回は3級以上の上級が12人受験で下級受験が少ない検定でした。1級は届きませんでしたが、2級に1人(4年生女の子)、3級は2人、4級以下は4人が合格です。3級は7人受験で2人の合格でしたので、ここはもう少し頑張ってほしいですね。

前向きな努力

教室では、今週末に「教場検定試験」があります。検定受験者は、夏休み明け一週間でだいぶ「勘とスピード」を取り戻し、「仕上げの段階の人」も、「最後の追い込みができるかどうかの人」もたくさんです。ところで教室では、合格できるかどうかわからない段階で多くの人が申し込みをする「 チャレンジ型 」の受験方法をだいぶ前から採用しています検定までの期間に努力をすれば可能かも」という段階での申し込みをするということですが、実際には、時間的に間に合わなかったり、努力不足で到達できない場合も、ギリギリで合格点が取れない場合もあります。それでも、この方法の方が「満を持して、合格点が取れるようになったから受験よりも短期の能力向上のためにはよいと考えての採用です。

不確実性を怖れず、少し先の到達点を目指して一定期間コツコツ努力して、それを最終的にクリアして次の段階に登るということの「繰り返しの経験量が大事」ということです。この経験によって「 やったらできるかもというなんとなくの自信、必ずしも確実ではない根拠のない自信をつけることができ、しかし、これがあると「できることを増やしたり、新しい出会いを増やしたりする可能性を高めたり広げたりできる機会を短期間に積み重ねられるということからですね。今回の検定でも是非、そのためにも最後まで頑張ってほしいですね。

また、仮にクリアできなかったり、失敗したときも大事で次ならきっとできる 」という感覚があるかどうかで、それを自分自身で持てる、体感できるようにですね。もう「高みは見えた」ということですね。また、同じような友達が複数いることもよいですね。結果を出せた、できた人、あるいはクリアできなかった人がどのようなものにもありますが、できた人が多い場合には自分も次にはとなりますね。そういう環境も大事です。全員がクリアできればそれにこしたことはありませんが、どのようなところにも努力をしない、努力することが嫌いな人もいますので、7割ぐらいができていればよい環境と思います。どのようなことをやる場合にも、そういう風土があるかないかも見ておきたいですね。教室では、常にそういうところを目指しています。頑張るかどうかは本人次第ですが、そういう環境に浸ることがレベルアップのためにはとても大事なことでしょうね。